はじめまして。株式会社ニューハイツ 製品設計部です。
New Heights.®︎ では、デザインは機能をサポートするために行うべきという考え方から、製品のデザインと縫製仕様の決定まで一貫して製品設計部が行っています。
ここでは製品説明だけでは伝えきれない、細かな製品の開発秘話をまとめていきます。
初めに、基本的な企画から量産までの工程をご説明します。
[企画]
社会の状況をリサーチし、約1年先の商品の計画を立てていきます。その際トレンドを咀嚼しながら、スポーツウェアメーカーとして独自の新たな視点でアイテム構成を立てていきます。品番数や月毎のアイテムを考えてスケジュールを構成します。
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[デザイン]
それぞれのアイテムコンセプトを基に、機能性を考えながらデザインを起こしていきます。1型につき5〜10ほど派生のデザイン案を作成し、社内で選定しデザインを決定していきます。その際、生地や使用する資材も一緒に選定していきます。
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[仕様書作成]
仕様書を作成していきます。仕様書とはデザインだけでは伝わらない寸法や、内面の構造や縫製仕様と縫製順序を示した設計書のようなものです。
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[パターン作成]
服の型紙を、パタンナーと一緒に組んでいきます。デザインと仕様書で伝わらない曲線の美しさやラインの取り方はパタンナーの技術力が響きます。
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[サンプル作成]
サンプルは少なくとも3回〜4回作成します。紙上でベストだと思うデザインでも、実際に着用し体を動かすことで足りない部分が見えてきます。
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[量産]
サンプルで決定した仕様を最終確認し、生地・資材を手配し量産に進みます。
以上がとても大まかですが、New Heights.®︎ の製品が出来上がるまでの流れです。1年という長いスパンで企画から生産を行っていく中で、完成図を想像しながら改善点を反映し、アップデートを繰り返すことにより精度を上げて行くのが製品設計部の仕事です。